2006年06月27日

画素数による違い

いつもいつも雨or曇りでしっかりパシャパシャできない日が続いているので、今日はヒマつぶしがてらの意地悪企画の撮り比べをしてみました。

テーマはずばり「画素数の違いを見分けることができるか」です。

下の2つのシーンですが、一方が800万画素・一方が500万画素で撮影しています。
機材はどちらもkissDN+シグマ18-200で、絞り・露出・WBはまったく同じです。
はたして見分けることができるでしょうか?

<シーン1>
IMG_3568.JPG IMG_3570.JPG


<シーン2>
IMG_3574.JPG IMG_3573.JPG


正解その他は、続きを読む・・・です。(すごく長くボクの感想など書いてますので、「正解」だけ見てもらったら無視してもらった方が良いです。)



まずは正解ですが、

<シーン1>は左が800万画素、右が500万画素
<シーン2>は左が500万画素、右が800万画素
でした。

<シーン1>の方は「シャープネス」の設定だけ変えていて
800万画素の方は「シャープネス−1」、500万画素の方は「シャープネス+1」の設定です。
<シーン2>の方は何もかも同じ設定です。

ご覧頂いた方々、見分けることができたでしょうか?

ちなみに、ボクのフシアナ目ではPCモニター上ではまったく見分けることができません。
相当に拡大表示しても違いは分からなかったですが、もちろんこれはあくまでPCモニター上だからかもしれません。
あいにく我が家には高性能プリンターはありませんので検証できませんが、大きく引き伸ばしてプリントアウトすれば変わるのかもしれません。
要は使用用途次第ということでしょうか?
ボクも実際には800万画素で撮影しますので、500万画素の方が良いと言っているわけではないです。ボクのような用途だと実はあまり変わらないというだけの話です。





(以下は「高画素」に対するボクの独りよがりな所見ですので、興味がある方以外は無視してください。)

高画素化に一方的に反対しているから、こんな意地悪なことをしてみたわけではありません。「その他の部分を犠牲にしてまでの高画素化」はしてほしくない、特にコンデジでは「その他の部分」にまだまだ改良の余地がるのではないかと思っているので、「単なる高画素化」にはちょっと異議を唱えたいという気持ちなのです。

過去にも100万画素→200万画素・・・と「高画素化」はどんどん進んできましたが、同時に「感度」や「レンジ」といったものが犠牲にはなっています。ただ少なくとも最近は「それだけじゃないだろう」という雰囲気が出来つつあって、また技術の進歩で狭小化しつつも「感度」や「レンジ」をキープあるいは向上させるというのが流れだったと解釈していました。
結果として、画素数が飛躍的にアップしたのにも関わらず「その他の部分」の犠牲になり具合は許容範囲内くらいという流れになっていました。

ところがこのところの色々なレビューなどを読むと「高画素による圧倒的な解像感」などという言葉がまたまた横行しはじめて、「その他の部分」は大したことではないような雰囲気が出はじめてきたように感じます。

例えば600万画素のデジイチの画像と800万画素のコンデジの画像とを見比べてどうしてデジイチの方が「綺麗」に見えるのか、わかっている人は当然わかっていることでしょうが、わかっていない人もたくさんいるのも事実で「高画素なだけで=高画質」と思ってしまう人もたくさんいるようです。

こうして「高画素なだけ」が「売れる」状態が続いてしまえば、そういった「知らない人」が多くの対象となるコンデジの世界では、メーカーはそこにターゲットをしぼって「その他部分」がおろそかになってしまうのではないか、それは少なくともボクにとっては有益なことではないです。

しかしながら「低画素なだけ=高画質」ではないことも同時に明らかなことだと思います。要は「その他部分」を少なくとも「キープ」しながら高画素化をすすめてもらえれば何の問題もないのです。
残念ながら現状では「キープ」もなかなか難しい状況であるように感じますので、結果としては「高画素化の前にやることがあるだろう」にはなってしまうのです。

コンデジにおいて、画質の要素となる「レンズ」「CCD」「エンジン」の3つで言えば、「レンズ」が最も技術革新が難しいのではと感じています。
GR-DIGITALの描写力は、大きな要因として質の良い単焦点レンズがあると思いますが、結局良いレンズは「高い」ことを証明してくれてもいると思います。
銀塩時代から着々と開発されてきた「レンズ」に対して、「CCD」「エンジン」はまだまだ歴史が浅く改善の余地はたくさんありそうです。
「高画素化」も良いですが、「感度」「レンジ」あるいは「テブレ補正」といった「その他部分」も伴った「高画素化」をしてもらいたいというのがイチユーザーとしての希望です。


この記事へのコメント
なんだか毎日お邪魔してしまって、、、、
勉強になることばかりですし、デジカメ大好きなので思わず何度も来てしまいます。
画素数、本当にそうですね。
でも、私も踊らされてカシオのZ1000も買いました。
主人は偏屈で(笑)カシオだけしか使いません。
ですが、Z1000は形がかっこよいだけで、他にひかれるものは何もなく、どどど素人の私には画素数の違いはまったく分かりませんでした。
使い勝手は使い慣れた600の方が全然良いというのでこれもすぐに手放しました。
本当におっしゃるとおり、他にすることあるだろう!って思ってしまいます。
でも、画素数が高いと「すごいカメラ」って思いがちですね。
難しいところです。
Posted by ノンタ at 2006年06月28日 00:00
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/review/2006/06/28/4072.html
SONY α100の実写速報ですが、ISO1600では色が落ちるしF30のほうがいいと言われるかもしれませんね(^^;
現実的にはCCDやCMOSの限界が近くなっているので、新しい物を研究していると思います。今は小さくしたり画素数を上げて商品を売らないと研究費も出ないし仕方ないと思います。
ただ、一般的には600万画素でもいいですが、プロのカメラマンは印刷関係が多いので、それにはまだまだ画素数も必要だと思います。コンパクト機は別として35mmフルサイズが一般的になればいいような気がしますが…
Posted by at 2006年06月28日 03:12
ノンタさん ?さん こんばんは。

我ながらZ1000批判?と受けとめられても仕方ないことを書いてますよね。

一度掲示板で似たようなことを書いたことは非常に反省してまして、すでに購入した方が不愉快に感じるようなことを掲示板で書くなんてつもりは毛頭ありません。
この記事をリンクさせることもゼッタイしないです。

ボクはデジカメで撮ったモノを印刷することはあまりないのですが、その理由は最新のデジカメで綺麗に撮れたものでも、「昔のフィルムで撮ったものの方が綺麗なんじゃない?」と思ったからだったりします。よくよく調べると最新かつハイクラスのデジイチでさえも様々な部分でフィルムには到底及んでいないらしいので当たり前?なんだなあと納得したりしています。

デジタルにはフィルムにはない良さがたくさんあると感じてるので、画質の部分で少しでもフィルムに追いついてくれれば言うことナシです。

そういう面では例えばマミヤの2000万画素でもまだまだなのかもしれませんし、5000万画素クラスまでいってもらって結構なのではないかと思っています。ちょっと前の雑誌(デジカメマガジン?)でフィルムに追いつけとばかりに「5Dの1280万画素を何枚か結合?して1枚の5000万画素オーバーの画像を作る」のを見たのですが、雑誌の写真サイズでボクの目にもわかるくらい圧倒的なものを感じました。
コンパクト機でもZ1000の「1000万画素」がきっかけになってくれればと思っています。
ただ「1000万画素」を得るために同時に失ってしまったものも多いなあと感じるのも事実です。テブレ補正もなく、(個人的には)ISO200までが実用レベルとなると、時代が逆戻りしてしまったような印象さえ感じます。

こいつにこそ「テブレ補正」がついてくれればかなり「使える」機種に一変すると思うのですが・・・。テブレ補正を持っているメーカーはシャープと仲が悪いんですかね?

間違っても高画素化自体を否定しているわけはないので、個人的にはフォーサーズくらいのモノがA620くらいのサイズにのらないかなあと思ったりしています。・・・でも難しいんでしょうね。
Posted by ken311 at 2006年06月28日 05:29
>>現実的にはCCDやCMOSの限界が近くなっているので、新しい物を研究していると思います。

キャノンやフジが開発中という3層式なんとかいうやつですよね。
詳しいことはまったく知らないので何とも言いようもないのですが、何か画期的なものらしいということだけは見たりするので、3年後くらいの実用化を期待しています。
Posted by ken311 at 2006年06月28日 05:44
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